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僕の子育て方針 ~ こういう子に育って欲しいと思う7つのこと

今の自分を憐れみ、将来を子供に託す、ということではありません。僕は僕で今まで通り、あるいはそれ以上に頑張る。それに変わりはありません。それと同時に、子供には自分よりよい人間に育ち、自分よりよい一生を過ごして欲しいと切実に願っています

僕が子供に身につけて欲しいと、心から思っており、自分が実践していること、少なくとも実践しているつもりのことをまとめてみました。

子供に身につけて欲しい7つのこと

僕が子供に、一番身につけて欲しい考え方や行動は次の7個です。

  • 誰でも間違うことがあることを理解する
  • わからなかったら聞ける
  • すぐにできなくても根気強く努力、練習できる
  • 自分が正しいと思うことをできる
  • ビジネスセンスがある
  • 約束を守る
  • 人生は一度きりであることを理解し頑張って楽しめる

それぞれが重なっている領域があって厳密に一個一個個別のことではないと思います。その意味で洗練されたリストではありませんが、ともあれ僕が考えていることはこういうことなのです。

1. 誰でも間違うことを理解する

  • 誰でも (子供でも大人でも) 間違うことがあることを認め、正しいことを学んで身につける、という姿勢を持って欲しい。
  • たとえ相手が間違っていたとしても、それを馬鹿にしない。誰でも間違うことはあるのですから。

教育上気をつけていること

  • 間違いを責めない。怒らない。
  • 誤りを訂正する方法を教え、学ぶ喜びを教える。
  • 自分も間違うことを隠さない。それを訂正してみせる。

例えば、僕が道を間違えたときは、「あ、しまった。道を間違えちゃった。どうしたらいいんだろう。こうしたらいいのか。」 と間違いを認め、訂正するようにします。こうして間違いを認め(=道を間違えちゃった)、それを訂正します(こっちの道を行けばいいのか)。

反対にダメな反応は、「あ、しまった。道を間違えちゃった」 というときに、 「コラ、なにやってんの!何で間違うの!」 と責め立てたり、あるいは 「フン、間違ってないよ。最初っからこの道を通ろうと思ってたんだ」 と誤りを隠そうとすることです。

間違わないことに越したことはありませんが、なぜ間違うのか、など誰も知らないし、誰でもうっかり間違うことはあります。間違いを責めたり、隠すと、訂正するチャンスをなくしてしまいます

2. わからなかったら聞ける

  • 知らない、わからないことを恥じずに、知らないままでいることこそが良くないと思う子になって欲しい。
  • 「わかりません」 と言うことは、勇気のいること。なぜなら 「わからない」 人を馬鹿にする人、怒る人は多いからです。しかし、わからないままでいることこそが良くないことであるとこころえ、「わからない」 という勇気を身につけて欲しい。
  • 疑問をもち、それを学ぶ知的好奇心を持ち続けて欲しい。

教育上気をつけていること

  • 質問しやすい環境を作るため、子供の 「なぜ?」 「なに?」 に根気強く応える。なぜ、なぜ・・、繰り返され、自分も答えられないところまできたら、自分もわからないことを素直に認める。
  • 「わからない」 と正直に言えたことを褒める。決して怒ったり、からかったりしない。
  • 頑張って教える一方で、自分の教え方が悪いから子供が理解できないかもしれないことを忘れない。

子供は知的好奇心を持つから 「なぜ?」 「なに?」 というのです。そして逆に 「なぜ?」「なに?」に応えないことで、子供の知的好奇心は失われてしまいます

子供に教えたことができないときは、自分の教え方が悪いからかもしれないことを忘れないようにします。

「お前のせいだと指を刺すとき、人差し指と親指は相手を向いても、残りの三本は自分を向いている」 といいます。子供ができない、わからないというときは、自分の教え方もできていない、わかっていないと反省するようにします。

3. すぐにできなくても根気強く努力、練習できる

  • 「これがすぐにできた」「簡単にできた」 と自慢する人は多い。しかし、「すぐにはできなかった難しいことを、根気強く練習することによって、身につけることができた」 ということこそ誇れることであることを理解して欲しい。
  • 人にはそれぞれ、異なる分野で 「得意なこと不得意なことがある」 ことを知り、他の人がすぐできたことが自分が出来なくても、他の分野では自分が早くでき、他の人がすぐには出来ないかもしれないことを理解する。
  • できるに越したことはないけれど、いずれにせよ 「すぐに出来る」 ようなことに、大きな価値を感じることもないことを理解して欲しい。

教育上気をつけていること

  • 努力して少しずつできるようになっている姿を見せる。スポーツでも、仕事、勉強でも、何でも、努力して、少しずつできるようになっているところを見せる。他の人はもうできているけど、自分はまだできない。でも、これからできるようになる、という姿を見せる
  • すぐにできないから、といって怒らない
  • ちょっとでも上達したことを見逃さず褒める

なにかにつけ、「私なら簡単にできた」と自慢する人は多いものです。そういっている横で、「私はすぐにはできなかった」 というと、自分の能力が劣っているのではないか、と劣等感を感じ勝ちです。でも、人には得手、不得手はあるものです。何か難しいことがすぐにできた人も、あらゆるものがすぐにできるわけではありません。ひとそれぞれです。

すぐに何かができるようになるなら、それに越したことはありません。でも僕は、努力してできるようになる価値のほうをより大切にして、すぐに諦めない、根気強い人に育って欲しいと思っています。

4. 自分が正しいと思うことをできる

  • 自分が正しいと思うことを堂々とできる人になって欲しい。
  • このためには、人の意見をよく聞き、正しく考え、誤りを正せる能力が伴っていないといけない。

教育上気をつけていること

  • 「そんなの常識だ」、 「そんなの当たり前だ」、という言葉を極力避ける。そもそも、「常識」 「当たり前」 というのは普遍的なものではなく、国や文化が違えば異なるものであることを理解する。
  • それを止めるべき合理的な説明ができないことは認める。むやみに子供の行動を制限しない

頑張って学び、そしてそれを正しく実践できる勇気のある子に育って欲しいと思っています。不合理なルール (常識、慣習) に縛られたりせずに、正しいことをしっかり判断できるようになって欲しいものです。

5. ビジネスセンスがある

  • 何をするにしても、どうしたらこれで稼げるかということを考える時間を取れる人になって欲しい。
  • 浮世離れしない。

教育上気をつけていること

  • 親がどういうことをしてお金を稼いで、どのように暮らしているか教える。しかし同時に、あまりに苦労を伝えすぎて、子供が伸び伸びと大きなことを考えられなくなるのも良くないので、明るい未来、将来の可能性、方向性に重きを置く

何かできない理由を短絡的に「金がないから」というのは良くないことです。「金がない」 「時間がない」 はあらゆるものへの言い訳の代表格です。自分がそういっている時は、ほんとうにそうなのか気をつけなければなりません。

しかしながら実際のところお金さえあればできること、解決できることも少なくありません。少なくとも有利な場合が多いのは確かでしょう。

将来お金に困って能力を伸ばせないのでは困ります。学問を追及するにしても、世の中の動向にちゃんと目を向け、ビジネスのことも考えられるようになって欲しいものです。

6. 約束を守る

  • 約束をしたら守る。守れないだろう約束はしない。

教育上気をつけていること

  • 子供とのささいな約束もちゃんと守る
  • 「あの約束はたいしたことじゃない」 とか 「子供は忘れてる」 とか、勝手に決めつけない
  • 約束を守れなかったらしっかり子供にも謝る

約束をして、約束を守ることは、信頼関係を築く基礎であり、とても重要なことです。

たいていの場合、子供との約束はささいなことが多いです。でも、約束そのものの価値に変わりはありません。小さなことが小さなことではないのです。

「今日はディズニーランドに行くって言ったよね?」 といわれればちゃんとディズニーランドに行きます。 「ドーナツを買ってくるって言ったよね?」ということなら、忘れずにドーナツを買ってくるようにします。

思っていないことは言わないように気をつけます。例えば 「馬鹿息子」 「可愛くない」 とか、冗談でもいいません。こうしたことは、嘘をついていることでもあるのです。この言葉は信じてよい、この言葉は信じてはいけない、などと、子供に判断させてはいけません

7. 人生は一度きりであることを理解し頑張って楽しめる

  • 誤った固定観念、無意味な習慣にとらわれない
  • 人間は老いて将来確実に人生は終わることを受け入れつつ、今からできることを思う存分楽しむ姿勢を持つ

教育上気をつけていること

  • 「何事も努力してできるようになれる」、「今が一番若い」、「万事塞翁が馬」・・・ 前向きな発言をするよう気をつける
  • 「もう年だから・・・」 「いい年して・・・」 ということを理由にして、何かを諦めたりせず、いつまでも頑張る姿を見せる。「カッコ悪いことはカッコいい」 こともあります

以上、僕が子供と接する時に気をつけていることは、こういうことでした。

自分もなかなかできていないことも多いかもしれません。でも 「子育ては親育て」でもあるといいます。今はできていなくとも頑張って、いい方向に向かって進みたいです。

October 2, 2010
1:41 pm

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